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トルコ、またもや奇跡の大逆転勝利![EURO/クロアチア×トルコ]

準々決勝 - 2008年6月20日 - Wien - エルンスト・ハッペル

トルコ (1-3PK戦勝ち) 1-1クロアチア
(クラスニッチ 29 Ex.トルコセミフ・シェンテュルク 30+2 Ex)

グループリーグ3戦全勝のクロアチアと、劇的な逆転勝利のトルコの対決。
またクロアチアは98年W杯の3位、トルコは2002年W杯の3位という対決。

■試合内容
最初のチャンスはクロアチア。イバン・ラキティッチが左サイド深く切り込むが、惜しくも折り返しは通らなかった。
トルコもハミト・アルトゥントップがミドルを狙う。

クロアチアはルカ・モドリッチが中央で抜け出して折りかえし、 イビツァ・オリッチがシュートを打つがポストに阻まれるさらにニコ・クラニチャルがこぼれ球をヘディングするも枠を外れ、惜しいチャンスを逃した。
トルコ、メフメト・トパルがミドルを狙うが、ゴール左に外れる。
前半の終わりは両チームミスもあり決定機が作れず時間が経過し、0-0、ボール支配率ともに50%で前半終了。

後半、まずはクロアチアが決定的なチャンスを作る。
イビツァ・オリッチがゴール前に抜け出しGKと1対1になり、浮き球をヘッドでGKを越そうとするが入らず、
さらにイビツァ・オリッチがヘッドで押し込むがこれもゴールにはならなかった。
その後もクロアチアは中盤から攻め込んでいく。ニコ・クラニチャルの中央からのシュートはGKリュシュトゥ・レチベルがキャッチ。
そしてイバン・ラキティッチのシュートは大きく外れる。
トルコもセミフ・シェンテュルクを入れ2トップにし、勝負をかける。
クロアチアは後半の終盤、ゴール左からのFKというチャンスを迎えるがGKリュシュトゥ・レチベルが好セーブ。
ダリヨ・スルナのFKはゴール右上に鋭い弾道を描いたが、リュシュトゥ・レチベルは上手くパンチングした。
トルコも反撃、ニハト・カフベジが抜け出しを図るが決定機は作れず。
クロアチアもイビツァ・オリッチを中心に猛攻をしかけるが得点できず延長戦へ。

延長前半、トルコがクロアチア前でチャンスを迎えるが、クロアチアはなんとかクリアし凌ぐ。
クロアチアはイビツァ・オリッチに替えてイバン・クラスニッチを投入。
トルコはトゥンジャイ・シャンルがシュートを放つがわずかに枠を外れる。
トルコが主導権を握り延長前半が終了。
延長後半、ニハト・カフベジがFKの際に足を負傷し交替。
その直後、クロアチアがカウンターからイバン・クラスニッチがヘッドでゴールしついに1点を奪う。
ルカ・モドリッチが突破し一度は止められるが粘ってボールをキープしゴール前に上げる。
その際にGKリュシュトゥ・レチベルが飛び出し戻るが戻りきれずイバン・クラスニッチがゴール。
しかしその直後、トルコは終了間際にGKリュシュトゥ・レチベルからのロングボールの競り合いから セミフ・シェンテュルクが奇跡の同点ゴール。
間もなく試合終了し、PK合戦となる。

■PK戦
クロアチア       -  トルコ
1:ルカ・モドリッチ   ×-○ アルダ・トゥラン
2:ダリヨ・スルナ    ○-○  セミフ・シェンテュルク
3:イバン・ラキティッチ ×-○ ハミト・アルトゥントップ
4:ムラデン・ペトリッチ ×

クロアチアはモドリッチ が左に外すと、ラキティッチも外し追い込まれる。
逆にトルコは順調にゴールを決める。
そしてペトリッチが右に放ったシュートをGKリュシュトゥ・レチベルが止めてトルコの勝利。

■感想
前半、両チームとも細かくパスを繋いでいくが、トルコはパスミスやトラップミスが目立った。
クロアチアもミスが出たが、ディフェンス陣が巧みな技術でボールを奪い、ピンチを脱した。
前半の終盤になると両チーム疲労や気候の為か動きが重くなりミスが増える、そして後半を考えてか無理をしない展開。
特にクロアチアはドイツ戦と比べると動けず、前線に人数をかけられなかった。
後半、クロアチアが押し気味に試合を進めるも得点できず延長戦。この時点で疲労からかなり厳しい状態。
延長戦は粘るトルコが攻め込むがクロアチアは精神力で乗り切る。
そして延長終了間際の29分に決定的なゴールし、誰もが決まったかと思われ、その興奮が納まらない中のロスタイムの32分、つまり最後のワンプレーと思われ
る時間にトルコは同点ゴールする。
この信じられない同点劇に動揺したのか、クロアチアはPK戦を次々に外し、力尽きた。
トルコはつい先日、試合終了間際の奇跡の大逆転勝利を収めたばかり、「奇跡は何度も起こらない」というのが普通なのだが、トルコはわずか1週刊の間に、し
かも2試合連続で起こした。
この試合はサッカー界の歴史残り、語り継がれる試合となるだろう。
個人的には正直言って両チームとこの試合に感動した。それも「選手が怪我を乗り越えてがんばった」とか、「選手の家族が不幸で」とか、余分なものがついて
の感動ではなく、純粋にフットボールのプレーのみで感動した。
このような試合はそう何度も見られるもんじゃない。こういった試合を、中継とはいえ生で観戦できて満足だし幸せに思う。

■注目の場面
◆ニコ・クラニチャル がうっかりエムレ・アシュクの顔を蹴っちゃう
◆アルダ・トゥランのヒールを使って自分の股の間を通したパス
◆イバン・ラキティッチのシュートが大きく外れクロアチア・ビリッチ監督、ずっこける

参考:euro2008.com

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